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はじめに

ここではCustomBoyに関する機能を簡易に解説する.
尚、この記事およびこのCustomBoyというツールはエキスパートな方向けのものである.


目次



CustomBoyの概要

通常、CustomBoyの思考routineは与えられた環境Categoryを入力として、それに矛盾しない範囲において最適なUA/Post変数をランダムに出力する.
このランダマイズはCustomBoyの持つKnowledge-Baseを基にした確率的アルゴリズムによって行われる.
このKnowledge-Baseは確率が付加されたBNFである. CustomBoyエンジンはこの展開を行い、結果としてUA/Post変数として有意なMarkov chain的なシーケンスを無数に決定する.
さらにCustomFeatureでは、その際に参照するMachine/Browser固有の各要素値をexplicitに上書き指定可能であり、生成されるFingerprint値の究極なるCutomizeを行うができる.
CustomBoyは以下の3つのUIをあなたに提供する.

  • CustomUSERS:User-Agentと全てのPost変数をカスタマイズする
  • CustomCookie:全てのCookie値をカスタマイズする
  • CustomFeature:ブラウザ固有の環境特性値をカスタマイズする

正確に言えばVirtualUSERSもCustomBoyの一機能として実装されていますが、ここでは別枠扱いとします.

以下ではこれら3つについてのTutorialを述べる.

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CustomUSERS:User-Agentと全てのPost変数をカスタマイズする

CustomUSERSはUA(User-Agent)およびPost変数値を直接設定可能なinterfaceである.
Tutorialとして次の手順をご紹介しよう.
  1. Step1ボタンにより仮想環境を構築する.
    これによりCustomUSERSにおけるほぼすべての情報の構築は自動的に完了し、一連の情報は選択された環境Categoryに矛盾しないよう適切なデフォルトにセットされる.

  2. このままの状態でも全く構わないと思うが、さらに各固有の値に拘りのある方は、これを微調整して修正した上でUA/Post変数の更新ボタンを押す.
    これによりその調整が反映されたUA/Post変数がセットされる.

  3. Step2ボタンを押すことで最終状態を確定させる.
    これで完了である.

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CustomCookie:全てのCookie値をカスタマイズする

CustomCookieはCookie値を直接設定可能なinterfaceである.
Tutorialとして次の手順をご紹介しよう.
  1. Cookieの仮想環境フレームには現在の仮想的なCookie値が設定されてある.
    このフレームではここにリストされた任意の項目を直接書き換え可能である.

  2. Cookie値の書き換えが終わったら、上記で強制書き換えボタンを押す.
    これで完了である.
    「空値のものは項目自体を消去」にチェックを入れてこのボタンを押せば、
    読んで字のごとく値が空のCookieの項目については、その項目そのものを消去できる.

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CustomFeature:ブラウザ固有の環境特性値をカスタマイズする

CustomFeatureはFingerprint値およびSnippet(javascriptによる判定コード)の値を直接設定可能なinterfaceである.
Tutorialとして次の手順をご紹介しよう.
  1. Step1ボタンにより仮想環境を構築する.
    これによりCustomFeatureにおけるほぼすべての情報の構築は自動的に完了し、一連の情報は選択された環境Categoryに矛盾しないよう適切なデフォルトにセットされる.

  2. このままの状態でも全く構わないと思うが、さらに各固有の値に拘りのある方は、
    画面の下の方にあるUA/POST変数生成のためのFingerprint設定UA/POST変数生成のためのSnippet(Javascriptによる判定コード)設定の各値を修正する.
    これらの値の意味は、各値のリンクをクリックしていだだければヒントページが表示されるので参考にして頂きたい.
    これを微調整して修正した上でUA/Post変数の更新ボタンを押す.
    これによりその調整が反映されたUA/Post変数がセットされる.

  3. Step2ボタンを押すことで最終状態を確定させよう.
    これで完了である.

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K.Yakisoba.H

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